
中古品は、過去に一度、誰かしら手によって利用されていた事が在るため、新品に比べて汚れや傷・磨耗等が見られ、製品の品質にやや難があるものの、一定の機能が問題無く動作する物とされる。主に新品の製品がある程度高価な耐久消費財などでは、中古品の製品を扱う市場が存在しています。
これらを専門に扱う業者は一般に古物商と呼ばれています。
ある程度の機能的な欠陥(磨耗や汚損・風化によるもの)が見られる場合もありますが、特に高価な耐久消費財ともなると、新品では手が出なくとも、機能的な問題が在るために値引きされて販売されているこれら中古品なら、何とか買える場合もあるため、これを好んで利用する消費者まで見られます。
実用分野の中古品は、多少の問題があろうとも安価な入手手段を求める需要で市場が形成されますが、趣味の分野における中古品は異なる性質を持ちます。
アンティーク家具や古着、あるいは絶版となった書籍や映像等に代表される、ある時点において中古品としてしか手に入らないものは、希少価値が付いて新品の同等製品よりも遥かに高い値段で取引されることがあります。
例えば、レトロフューチャーないしダサ未来的な物品は1960~1970年代に盛んに製造されましたが、こういった製品群は2000年代に於けるデザインセンスとは全く異なった方向性に邁進していたため、2000年代においてこれらの「未来的なデザインの製品」は「来なかった(またはまだ来ていない)未来的デザイン」で極めて個性的です。
そのため当時の中古家具や家電製品を蒐集する愛好家や、それら愛好家に対してレストアした製品を販売する業態も存在します。
こういった市場では、状態のよい製品が限られるため、人気デザイナー(→インダストリアルデザイナー)の既に絶版となった作品(製品)ともなると、椅子やテーブルと言った同じ用途の現存製品群から頭一つ飛び出た価格であることも珍しくありません。
また使い古された生活民具などはアンティークの範疇で人気がありますが、これは幾人もの消費者の手を経ている事もあり、単に中古とは言われない場合があります。
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